考えないで感じる

同じ言葉を何度も使います

関ジャムアニソン特集回が最高に楽しかった

5/7にOAされた関ジャム。テーマは「アニソン特集」。

いやー、最高に楽しかった。面白すぎてこうしてブログに書こうと思い立つくらい楽しかった。

元々二次元ヲタで現キスマイファンである私が楽しくないはずがない。もっというなら関ジャニ∞の皆さんも友達の影響で好き。最高すぎる。

 

この話は、約三年前まで主に漫画やアニメを愛し、国際展示場駅付近で行われるオタクの祭典によく足を運んでいた過去があり、今は漫画やアニメを愛しつつキスマイも好きで特に宮田くんを応援している私が先日放送された関ジャムが楽しかった事をつらつらと語る話です。

 

ここが最高だった。

 

その1 わかりやすい説明

 

アニソン初心者にも、アニソンを知っている人にもわかりやすくアニソンを音楽という観点から説明してくれて本当に凄いなと思いました。

そもそも関ジャムという番組は音楽を扱う番組の中で、専門的な部分をかわりやすく説明するのに長けていると思います。番組は初回からほぼ全て見ています。最初はアーティストゲスト中心でトーク展開していました。が、ここ最近はゲストアーティストさんがいて更に音楽の専門家の方々をお招きして「音楽というジャンルの楽しさ、ここが凄い」というのを「初心者にもわかりやすく」説明してくれる事が多くあまり音楽に詳しくない私でも興味が湧く番組です。

今回アニプレックス音楽プロデューサー山内真治さん、アニソン作曲家神前暁さん、アニソン評論家冨田明宏さんの御三方が説明してくれました。

名前だけではピンと来ない方は、番組で説明であったようにLiSAや物語シリーズFate/Zeroまどか☆マギカ涼宮ハルヒらき☆すたなどなど有名なアニソンシンガーや有名アニメに関わっている方々と言えば大体の二次元オタクはなるほどと納得するナインナップです。

しかしここだけの名前だけでは昔からのアニソン好きな人にとっては「最近のばっかじゃん…」と思われそうだけど、きちんと番組ではアニメタイアップ曲として銀河鉄道999、キャッツアイやシティーハンタースラムダンクなどを上げてくれました。水木一郎さんやささきいさおさんといった元祖アニソンシンガーの名前を上げ、アニソンの歴史を教えてくれました。サクラ大戦とか本当にありがとう…。その教え方も偏った意見ではなくあくまで客観的に教えてくれたと思います。

アニソンの歴史と、現代のアニソンのジャンル分け。これをわかりやくす説明するってなると中々難しい事だと思うけど本当にわかりやすかった…。一般的な二次元オタクが説明するとどうしても自分の好みが優先して偏った説明になってしまうので(笑)。

まあ取り上げられるアニメに偏りあるだろって思う人もいるかもしれないけど、それは普通に限られた時間と局の関係と思えば全然許容範囲なんじゃないかと思います。

とにかくまず説明が良かったことが素晴らしかった。

 

その2 とりあげてくれたアニメの選択が素晴らしい

 

どのオタク業界もそうだと思うけど、オタクっていうのはつい批判をしがちです(笑)。よく言うと愛に溢れている。違う言い方でいうととにかく面倒くさい(笑)。満遍なく好きな人もいると一つに特化した人もいる。

そんなオタク達の中でも比較的批判が少ないと思われる方々や作品があります。関ジャムで紹介されたのはその類が多かったと思います。というか、アニオタなら一度は通っていたり、見てはないけどまるで必須科目の様に大体は知っているとう作品があってそんなアニメばかりでした。(よくあるはのアニメは見てないけど主題歌は歌えるとかそういうやつ)特にこれはうまいなーと思ったのは「けものフレンズ」でした。これ今とてもフレッシュだし。宮田くんが説明してくれた通り、下手すると1クール(3ヶ月)で流行りが変わるアニメ事情で、旬で爆発的に流行ったのが「けものフレンズ」。最近Mステに出演した事でも話題になっているし、とあるフレーズが流行ってtwitterなどで溢れかえっていたりしてるから、知らない人もあ、これかとか思ったかもしれない。でも見た目は多分アニメに全く興味ない方だと手を出しにくいタイプの絵柄(あくまで私の主観です)。私もアニメ見てないんです。でも有名な事は知ってるし有名なフレーズも知っていてでもまだ手を出していないって感じだったんですけど、関ジャム見てみたいなって凄く思いました。

ここは押さえとくべきだろってアニソンも有名になったアニメと、最新のトレンドを上手く時間内で説明してくれたな~と思いました。オタクからも批判は少なく、オタク以外の方からしたら取っつきにくさを無くしてくれた説明でいいラインナップだったと思います。

 

その3 ゲストが素晴らしい

 

キスマイ宮田くんを出してくれて本当にありがとう…!

色んな奇跡が重なって出演出来たのだろうと勝手に思っています。関ジャニ∞と同じ事務所な宮田くんなんですが、諸事情で関ジャニ∞の番組に出るという事はほぼない状態がずっと続いていたから、最初テレビ誌で情報を知った時に、テレビ誌読んでも「デマかな?」と番組の次回予告見るまで信じられなかった私です(笑)。いや、諸事情自体本当の事はよくわからないんですけどね!珍しい事は事実です!そして、ジャニーズ事務所でありながら生粋のオタクである宮田くん。恐らくこの出演を一番喜んでいたのは彼であろうと思います。にわかだろ?と思われる方はちょっと調べてみてください。ガチです。いい意味で漫画アニメを気持ち悪いくらい大好きです。たまに二次元ヲタ出身のファンでも唖然とする言動をすることもあります(そこも素敵なところですが)。今はちまちまとアニメが好き漫画が好きと公言するジャニーズもいらっしゃいますがここまではっちゃけているのは宮田くんだけです。っていう説明が無用なくらい今回の関ジャムで宮田くんは輝いていたと思います。

宮田くんの凄いところはガチでオタクであると同時に、説明とフォローが上手い事なんです。全てを受け入れて包み込んでくれる系。今回志田未来ちゃんもゲストでした。彼女のタイプは一つのジャンルの好きな固定キャラ(グループ)がいるというタイプ。オタク業界に限らずこういったタイプはよくいます。私もどちらかというとこちらタイプなので凄くわかる。一方宮田くんはそんなタイプを否定せず同意した上でこういった捉え方もあると上手い言葉選びをして説明してくれました。ラブライブにおいては自分がアイドルである事を使いジャニーズで例える辺りも上手い。関ジャニ∞の番組であることを考慮したかはわかりませんが、ジャニヲタにとってもわかりやすい説明でした。更には新規に優しさと勇気を与える言葉も。この話ってどの業界でもある問題ですよね。ファン同士で争われるやつ。

「熱があれば…好きっていう気持ちが!!」

宮田くんの言葉、心に染みます…。みんなこんな気持ちでいれば争いが減るよね…。

 

その4 番組の雰囲気がとてつもなくよい

 

そしてもっといいのはアニソン初心者である関ジャニ∞よゐこ濱口さんが宮田くんに優しい…。もういいと言いながら楽しんでいる感じがたまらない…。これは多分宮田くんがこれまで築き上げてきたものと人柄がそうさせているんじゃないかなって勝手に思っています。デビュー前からオタ芸を公で披露してきて(当時反対していた人も多い中の選択だったようです)ずっと自分の好きを通してきた宮田くんの成果…。泣けるね。

ラブライブで宮田くんと志田未来ちゃんを繋げて…、最高のキャスティングだったと思います。

全体的にアニソンって凄いんだぞ!本当に凄いな!興味湧く!って誰もが思う雰囲気がずっとあって、説明も誰も不満に思わない仕方だったのがとてもよかった…。

ちなみにテレビ誌読むと、「DVDは見る用、保存用、なめる用に3つ買う」など言ってみたみたいですけど、残念ながらカットされてたね(笑)

 

 

と、大きいくくりで4つ出してみました。

本当にいい内容だったと思います。LiSAさんとのセッションもよかった…。

よくあるテレビでやるアニメ特集ってどうしても時間に限りがあるから膨大にあるアニメを上手く満遍なく紹介出来ない事が多いんですよね。時間の問題もあるし放送局の問題もあるだろうし。

そんな中、アニソンという音楽として真摯に向き合ってくれた関ジャム…。

本当によかったです…。

できればまたこのメンバーで!続編を!アニソン特集パート2を!お願いします!

もっともっとアニソンの良さを音楽という視点で解説してもらいたいです!

 

 

 

余談ですが、宮田くんは去年オタ芸をジャニーズのコンサートで、東京ドームで、初のソロ曲で、披露しています。ソロ曲ヒャダインさんが作っています。ジャニヲタがオタ芸を全力で応援しました。とても楽しかったよ。

そんな映像がみれるDVDはこちら。

 

CONCERT TOUR 2016 I SCREAM(通常盤) [DVD]

CONCERT TOUR 2016 I SCREAM(通常盤) [DVD]

 

 

最新アルバムもかなりいい音楽入ってます!

 

MUSIC COLOSSEUM (通常盤)

MUSIC COLOSSEUM (通常盤)

 

 

 

アルバム「I SCREAM」がとても好き

 

2016年の夏がとても楽しかったのはこのアルバムのおかげでした。

 

I SCREAM(2CD)(通常盤)

I SCREAM(2CD)(通常盤)

 

 

1ヶ月ちょっとで次のアルバム発売予定の中、今更去年のアルバムの事を語ります(笑)。発売当時アルバムを聴いて感想を言いたい気持ちはあったけど、他の方の素敵な感想読んで満足していました。でもやっぱり感想言いたいなって気持ちがむくむくと湧いてきたので今更ですが書きます。あの夏の思い出と共に(ライブでの思い出もちまちま挟むかと思います)。

 

2016年6月に発売されたキスマイ5thアルバム「I SCREAM」。

完全生産限定、初回生産限定、通常の三携帯が発売され、どれもボリューム満点の作品でどれをオススメしていいかわからないくらいどれもよい!

何よりこのアルバム、コンセプトがしっかりとしていてとても聴きやすかったです。

「CDデビュー5周年」と「夏」をコンセプトに近年のシングル曲を入れてライブを意識した構成で、これからのキスマイがまた一歩進んでいくんだろうな感じずにはいられませんでした。

本当に曲を聴いてほしい。難しいこと考えずに聴けるから。キスマイの曲ってノリがよくてわかりやすい曲が多いような気がします。いい意味で単純に音楽を楽しめる。曲順もいいので是非そのままノーマル再生してほしいです。

 

以下、1曲ずつ思ったこと。簡単に。

 

01 “5th” Overture

アルバムの始まり。とてもドキドキします。そしてそのまま次の曲へと繋いでくれる。

次の曲「YES! I SCREAM」を聴く前にこれを聴くとワクワク感がたまらないです。

 

02 YES! I SCREAM

このアルバムのリード曲。overtureからきたワクワク感がそのままイントロに繋がります。思わず歩き出して一緒に叫び出したくなる。そしてどこか切なくなるメロディーだなと思いました。悲しい切なさではなく胸が一杯になる方の切なさといか上手い表現が見つからない。このアルバムのリード曲としてふさわしい曲です。

ちなみにMVも豪華でみていて楽しい!(初回限定盤に入っています)こんな素敵な曲に素敵なMVがついて最高です。

 

03 Summer Breeze

個人的にアルバムの中で一番好きな曲です。「YES! I SCREAM」のパレードから一瞬静まり返ってから聴こえる波の音。北山くんの歌い出し、そして口笛。この流れが好きすぎて「YES! I SCREAM」とセットで聴きまくってます。歌詞自体は少ないんですけど、情景が浮かんでくる訳です。個人的には海の近い別荘で朝日を見ながら聴きたいです。別荘なんてありませんけどそんな気分にさせます。「時間に追われながら日々を生きるけど 足を止めてみれば風が洗い流すよ」って歌詞が心に染みます…。間奏の電子音(?)がとても好き。足を速めたくなる。後ライブでの振り付けも好きでした。サビの部分とか。毎年夏になったら聴きたい曲です。

 

04 Gravity

16thシングル。やっぱりイントロが好き。疾走感もたまらん。最後の盛り上がりもかっこいい! 純粋にかっこいい曲だと思います。サビの振付も大好きなんですわ。あの斜めに並んでるところ。こういうかっこいい曲がシングルであるっていいなって思います。基本的にノリノリな曲が大好きなので。

 

05 PSYCHO

このアルバムの中で一番ギラギラなキスマイが聴ける曲。ちょっと和テイスト? な感じの攻めた曲。これはもうライブ演出で更に相乗効果があった曲だったなあ~と思いました。ここまである意味真っ当な曲が続いてきた中、少し癖のある曲がきてきゅっと締まった感じがしました。

 

06 & say(北山宏光 & 藤ヶ谷太輔

キスマイ2TOPのまた新たな伝説の曲。「PSYCHO」の雰囲気を少し残しつつ、キスマイではこの2人でしか歌えないだろうな~と思わせる曲。いい意味でこの2人がこういう曲を歌ってくれる事でアルバムとしても幅が広がって凄いなって思いました。ライブでのC&Rがとても気持ちよかった。ちょっと話はそれますが宮田くんがこの曲に入る前の時間を「ジャングルタイム」って呼んでいたのがとてもツボでした。

 

07 Flamingo

キスマイってこういう曲歌えるんだね…! とびっくりした大人な曲。いや、ここまで進化してきた今のキスマイだから歌えるようになったんでしょうかね。これまでの攻めたキスマイとはうってかわって大人な切なく儚い曲調。この曲をこのアルバムで披露してくれた事で、更にこれからのキスマイの曲が楽しみになりました。知らないキスマイをしれた瞬間でした。

 

08 夕空

「Flamingo」で落ち着かせたまま突入する、真っ直ぐなバラード。玉森くんが歌いだしなのがとても好きです。こういう曲に玉ちゃんから始まるとほっこりします。歌詞が好きですね、この曲は。恋愛ベタは私でも素敵な歌詞だなと思う曲です。夕空というタイトル通り、夕日が沈む海で聴きたい曲。バラードって個人的にはあんまり聴かないんですけどね、好きですね。

 

09 最後もやっぱり君

15thシングル。つんく作詞作曲のバラード。アイドル好きではなかったけどモー娘の曲が街に溢れ返っていた学生時代を過ごした身にとってはつんくが作詞作曲というだけどおお…! と思わずにはいられません。がっつりバラードです。これも歌詞がいい。何かに迷った時に聴きたくなる曲です。

 

10 AAO

14thシングル。ナオトインティライミ作詞作曲。凄くナオト…! な曲(笑)。最高です。こういう曲も歌ってくれるキスマイありがとうございますって感じです。自然と体がノってくる。キスマイにあまり興味がない方にも勧めてみたくなる曲です。これナオトインティライミが作詞作曲してるんだよ? っていうだけで聴いてくれそうですし。個人的にはキスマイ布教ソングその1です(笑)。

 

11 メガ☆ラブ

ザ! アイドルソング! その1! ちょっとトンチキなアイドルソング大好きです~。可愛い~。ジャニーズジュニアが歌っていてもいいような若々しい曲です。これはかわいい。これもC&Rに特化したライブ用の曲ですよね。これ聴くとライブで一緒に歌いたと思います。歌詞カードにメガホンマークがあるのもとてもかわいい。

 

12 MU-CHU-DE 恋してる

ザ! アイドルソング! その2! 超絶かわいい曲。こんなかわいい曲をキスマイに歌わせてくれてありがとうございます! と思わず拝みたくなる曲。

とにかくかわいい。これに尽きます。

 

13 NOVEL -Album ver.-

アルバムバージョン(原曲はAAOにあります)にアレンジしてより壮大になったNOVEL。これ、ライブで感じたんですけど、ローラースケートで優雅に滑っている時と滅茶苦茶合うんですよ。滑っているメンバーを見ながらこの曲聴いていたら少し涙ぐんでいる自分がいました(笑)。

 

14 Re:

メンバー全員で作詞をした曲。全員で作詞は初めて? 今までもらったファンレターのアンサーソング。サビの最後の言葉「僕なりのLove Song」「不器用なLove Song」「僕たちのLove Song」「ありがとうのLove Song」。凄くキスマイっぽいなって思いました。みんな完璧じゃない不器用なメンバーが集まって伝える言葉も真っ直ぐで。大切にしたい曲だなって思いました。歌割りも好きだなあ~。

 

15 I Scream Night

みんな大好きISN!! この曲がアルバムの最後の曲って!! 最高かよ!! と叫ばずにはいられない!! 今までバラードで締めていたアルバムをこういうアップテンポの曲で終わらせるなんにくい。アップテンポなのにイントロからどこか切ない。夏が終わってしまうという切なさが胸を締め付ける。なんてにくい素晴らしい曲!

素敵な夏をくれてありがとう!!

 

 

16 WANTED

通常盤のみ収録のボーナストラック。なんとなくなんですがSMAPっぽいです(異論は認めます)。二階堂くんのラップが光る曲。ちょっとウエスタンちっくな夏を感じたい人におすすめの曲。明るい箸休め的な曲な感じがします。

 

通常盤はこれまでの曲を厳選してのメドレーも収録されているので、今までキスマイの曲を聴いた事がない人でも簡単にちら聴きできる優れものです。メドレー編集もなかなかよくて20分ノンストップで聴いちゃいます。

 

 

本当は完全生産限定版に収録されているメンバーソロ曲の感想も入れたいと思っていたんですが、ちょっと一旦ここで切ります。また長い感想書いてしまいそうなので。

このアルバム全曲ライブでもやってくれます。聴いた人みんなライブ行きたくなっちゃうような素敵なアルバムです。

そんな素敵なアルバムをひっさげてのライブ円盤も絶賛発売中。

 

CONCERT TOUR 2016 I SCREAM(通常盤) [DVD]

CONCERT TOUR 2016 I SCREAM(通常盤) [DVD]

 

 

通常盤は副音声もつくのでとてもお得感満載で楽しいです。

これをみていつでも2016年の夏に戻れます。

 

こんな明るいイメージのアルバムを去年出して、今年は「MUSIC COLOSSEUM」っていう戦闘能力高そうなアルバム出そうとしてるから本当に楽しい(笑)。

キスマイの曲って凄く楽しいです。

 

小説「リバース」を読む

※ネタバレ沢山します※

 

 

 

 

4月にドラマが始まるので読んでみました。

 

リバース (講談社文庫)

リバース (講談社文庫)

 

 

人気作家の湊かなえ先生の小説を読むのはなんと初めてです。

今まで数々の作品が実写化され注目を浴びたのに読まなかったのは、なんとなく怖かったからです。宣伝を目にして「なんか怖い」と思って避けていました。

そんな漠然とした恐怖より今回は好奇心が勝ち、思い切って読んでみました。

続きが気になってあっという間に読み終わりました。湊かなえ先生の作品はこういった続きが気になるような内容が多いのかな? と、興味津々です。

他の作品も読んでみたいと思いました。

 

以下、読書ド素人による「リバース」感想。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後の一文…!!

これだけの文を読み続け、最後の最後で真相がわかった時の絶望感…。

次のページをめくってもその続きはなく解説が書かれているだけ。

この後主人公どうするの…という救われない結末。

そもそも第二章を読んだ時からもやもやがずっと続いてました。

主人公達が罪を隠蔽している事を告白したからです。

友人を殺したのは誰かのか? という謎を解いていくのではなく、友人を殺した原因を作った主人公達がそれを隠蔽した事実を知り脅迫をしているのは誰なのか? が、本編のミステリー要素である事に対してそこなんだとびっくりしました。

ミステリー小説といえば犯人がいて主人公がその謎を解く。と、いう典型的な話の展開にしか慣れてなかったので。

ミステリー要素よりも、隠蔽を背負ったまま生きていた主人公がその罪を暴かれた時、どんな行動をとるのかの方が滅茶苦茶気になりました。

そして、脅迫の真相が解明された思ったら最後の最後で全ての罪が自分にあると知って終わる…。

怖い…。本当に怖い。下手な怪談話よりよっぽど怖いです。

しかもこの死因って下手すりゃ現実世界で自分も加害者になりうることだったりするから怖い。

今の世の中大分アレルギーに関して敏感になってきたけど、自分自身が食物アレルギーでないと意識が薄くなってしまう事が多いですし。

亡くなった友人広沢がもっと前から蕎麦アレルギーだと言っていれば…と思っても、結局何の表記がなかった蜂蜜を使用してしまってたし、蕎麦の蜂蜜なんてメジャーでもないから注意もできなかったかもしれないし、そもそもコーヒーに蜂蜜を入れるといいと教えたのは広沢本人であるのが何とも救われないです。

これも一つのリバースなのかな…。

まあ結局は飲酒運転させた事を隠蔽したのも事実で。

隠蔽や死因の原因全てを知っているのは深瀬だけという世界で、一体彼はこれからどう生きていくのだろうと想像するだけで悲しいです。

正直最後の死因の真相は知りたくありませんでした(笑)。僅かな希望も全て掻っ攫う感じ凄いです。

でもそこが面白いところでもあるから憎い(笑)。

私にとっては色んな意味で悲しい話でぐさぐさと心の弱い部分刺してくるような人間関係の話でした。

でも面白かったです。話の構成も凄いし、かなり人間の弱い部分つついてくるのも凄い。

 

 

そんな深瀬をドラマで演じるのが藤原竜也さんなのかと思うと楽しみです。

テレビ誌や公式HPを見る限り、原作との変更点がチラホラと見受けられるのでドラマ版リバースがどんな感じになるのか。

ドラマオリジナルキャラも結構いるみたいですね。

変更点を含め、ドラマ版「リバース」楽しみたいと思います。

 

ペットの王国ワンだランド

2017年3月26日、朝日放送「ペットの王国ワンだランド」が最終回を迎えました。

日曜朝9時半、題名のない音楽会の次の番組。約2年半の放送だったようです。

番組を知るきっかけはキスマイ横尾さんがゲストで出演する情報を得たからです。

2015年8月、突然動物の番組にゲスト出演すると知って驚きました。

当時、日曜は用のある日は全力で遊び、用のない日は昼頃までグダグダとしていたのでこの番組の存在は知りませんでした…。

ただMCが関根さんと篠田麻里子さんという情報に絶対素敵な番組じゃんと期待しながら番組を待機。

横尾さんゲスト8月23日は横尾さんが苦手な昆虫のロケ。昆虫にビビリながらも昆虫の先生と一緒になりながら必死に頑張って昆虫を捕まえる横尾さん。その映像を楽しく見守っている関根さんと篠田さん。

想像以上に楽しい番組でした。神番組かよって手を合わせるくらい(笑)。

その日から毎週録画決定。

横尾さんはもう1回ゲスト出演をした後、その年の10月4日からレギュラー出演することに。

こんな素敵な雰囲気の番組に横尾さんがレギュラー出演するなんて夢のようだ…と何様な事を思いながら、毎週日曜日のこの番組を楽しみにみていました。そして最終回までずっと欠かさずみていました。

 

ペットの王国ワンだランドは、よくあるペット番組とは違う点がありました。

それはペットの可愛さだけを伝えるのではなく、ペット業界の闇ともいえる部分をきちんと伝えていた事。

面白おかしく闇を伝えているのではなく、実際の本当の闇を教えてくれました。

番組がタダでは作れない事はもちろん知ってますので、ここまで正直に伝えて大丈夫なのかな? と心配もしました。

でも、きっとこれ番組制作スタッフさんもわかりながらも伝えたかったことなんだろうなって思いました。そうじゃなきゃ放送しませんよね。

ワンだランドは闇の部分だけを放送してただけではありません。

これから日本はペットとどう関わっていけばいいのかも教えてくれました。

ペット先進国である他国の紹介。文化的にも難しい部分があるかもしれないけど、不可能ではない可能性を教えてくれました。

更には被災した地域のペット事情。人間だけでもまだまだ援助が行き届かない現状の中、ペットの現状を伝えてくれました。

全部、この番組をみなければわからない事ばかりです。

何も知らないと出来ない行動も、知って行動するきっかけをくれました。

 

動物の知識も教えてくれました。

1回1回、きちんとしたテーマがあってとてもわかりやすかったです。知らない動物の生態を知れました。

ペットの競技も沢山あることも知りました。

色んなペットがいる事も知りました。

知らなかった動物の事を沢山知れました。

昔飼っていた犬の事を思い出してもっと出来ることがあったんじゃないか…と反省しました。

変わっていくペット事情を伝えてくれました。

 

スタジオの3人の雰囲気も大好きでした。

3人のロケとても楽しかった…。

関根さんとアースの散歩、癒されました。面白いコメントにいつも笑っていました。

篠田さんのロケ、ペットと触れている篠田さんの優しい笑顔が大好きです。横尾さんにわざと昆虫を近づけるたり、最高でした(笑)。

横尾さんのロケ一生懸命伝えてくれてくれました。

キスマイ二階堂くんがゲストできてくれた時、とても楽しかった。横尾さんと2人で行ったサイパンロケは3週に渡って放送してくれて一生忘れられない番組になりました。

この番組を通してスキューバダイビングの資格を取り、雑誌の取材も受けていた横尾さん。私の知らない横尾さんが沢山みれました。

 

twitterで時々載っている番組の写真。スタジオを雰囲気だったり、出演者の誕生日ケーキだったり、その全て雰囲気がよくてみていて癒されました。

こんなにも素敵な番組が終わってしまうのがとても切ないです。

是非ともまた同じメンバーでこの番組がみたいです。

また今の動物、ペット事情を発信してもらいたいです。

 

日曜の朝、暫くは同じ時間に起きるのかな…。

素敵な番組を放送してくださってありがとうございました。

番組スタッフさん、出演者の皆さん、番組に出た動物や動物やペットを愛する皆さん、本当にありがとうございました。

またいつか会えることを願っています。

この番組に出会えて幸せでした。

 

ペットの王国ワンだランド、大好きです!!